訪問診療から入院、その後のケアまで
終始一貫した、顔の見える、
心の通い合う医療を
佐藤 このたび「行徳中央クリニック」では、在宅訪問医療サービスを立ち上げる運びとなりました。高齢化社会など時代の変化への対応、さらには、この地域で長年、外来を中心に医療業務にあたってきた経験を活かし、より地域に根ざした診療、地域になくてはならないクリニックを目指したいというのが理念となっています。
山田 私は以前、別の医院で在宅訪問診療に携わったことがあります。その際、強く感じたのは、患者様はもちろんのこと、そのご家族の皆様ともコミュニケーションが取れるということ。やはり、ご家族の同意やご理解なくして治療を進めることは難しいですから、そこは大きなメリットになっていくと思いますね。

佐藤 山田先生の仰る、そのコミュニケーションという部分は、本当に大切にしていきたいと考えています。例えば、近隣の老人ホームなどで具合の悪くなった方がいらした場合、受け入れ先の医療機関を探すのが難しいという話をよく耳にします。仮に診てもらうことができても、紹介先の医院や医師のことを、患者様やそのご家族が知らなければ、やはり不安感を覚えてしまうものです。そんなときに、普段から訪問診療で連絡を密に取り合い、いざという時に受け入れられる体制をつくっておくことが大事だと思いますね。
普段から診ている医師が治療にあたることで、患者様も、さらにはご家族の皆様も安心していただくことができますから。“よく知っている医師に診てもらう”というのは大変に心強いことだと思いますし、一人ひとりの患者様と真摯に向き合うことが、早期の治療や回復につながると信じていますから。
山田 それは本当に大切なことだと思いますね。以前、在宅訪問診療を経験する中でも、患者様と緊密なコミュニケーションを取ることが大切だと、肌で知りました。やはり、週に1度でもお伺いすることで、患者様は心を開いてくださり、お話していただけるようになるんです。そうすることで病状の変化にいち早く気付くことができ、処置もスムーズに進みます。早目に処置をすれば、何でもないということが本当に多いと実感しましたから。
佐藤 その処置に関しても、当院では内科、外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科をはじめとして、多くの専門医が在籍していますから、より専門的な診察、治療を皆様に受けていただけると思います。
また当院は有床クリニックとして19床の入院患者様用のベッドを準備しておりますので、病状によって入院を必要とする場合でも、ご対応できるようになっています。もちろん、ご退院されたあとも、これまで通り、在宅訪問診療を継続いたしますので、終始一貫した丁寧なケアをご提供することができます。
山田 そこは有床クリニックの大きな利点ですね。必要であれば、入院して検査を受けていただくことも可能ですし、無理に帰宅されて具合がさらに悪くなってしまうよりは、一日でもよいので入院されて様子を見られたほうが、患者様だけでなく、ご家族も安心されると思います。
佐藤 この地域のためのベッドという感覚ですね。現在の高齢化社会では、ご家族だけで介護されるには、大変にご負担が大きいかと思われます。そのために、我々を含めて地域の皆さんで支えていくという姿勢が必要になってくるのかもしれませんね。
山田 そうですね。一番辛さを感じているのは、患者様ご本人よりも、ご家族の方という場合も少なくないですから。ご自分で抱え込み過ぎて、辛い思いをされるのであれば、こちらからお話をさせていただくことで、ご家族の負担を少しでも取ることができればと思っています。
佐藤 患者様のみならず、ご家族の皆様まで安心していただける、新しい形のクリニックを当院は目指してまいりますので、市川市、浦安市を中心とする地域の皆様に「あってよかった」と思っていただけるクリニックとなれれば幸いです。
■医師紹介
・佐藤秀樹(院長・整形外科) ・山田智子(内科)
日本整形外科学会専門医 日本内科学会認定医医
日本整形外科学会認定スポーツ医 日本消化器病学会専門医
日本体育協会公認スポーツドクター 日本医師会産業医
Jリーグ 横浜FCチームドクター


